自律神経のひとつである交感神経。
この交感神経の緊張状態が続くと顆粒球(白血球の中のひとつ)が増えすぎてしまい、そんなに細菌がいない状態にも関わらず、反応し過ぎて自身の細胞を攻撃してしまう。
この事実をあなたはご存知だったでしょうか?
ストレスが大変強い状態であると、顆粒球が増えてしまい炎症や膿をつくる病気を発症させてしまうというのです。
これは、免疫学を研究した医師によって解明されています。
では、ストレスなどで顆粒球が増えてしまうことでお起こる病気にはどのようなものがあるのかというと、
骨髄炎や卵巣嚢腫、粘膜破壊の病気では、潰瘍性大腸炎、クローン病、歯槽膿漏、十二指腸潰瘍などがあるということです。
私たち人間の体は、ストレスが非常に強い状態が続いてしまうと、自分で自分の体を壊してしまうのです。
このことからもストレスを溜め込まないように、普段の生活の仕方を見直してみることがとても大切であることがわかりますね。
まずは自分の体の状態をよく観察して、気になるささいな症状(肩こり、便秘、慢性的な頭痛など)から確認してみることをおすすめします。